20世紀、私たちは大量生産・大量消費・大量廃棄のシステムのもとでたくさんのものに支えられ、便利かつ豊かな生活を送ってきました。しかしその一方、このシステムは天然資源の枯渇や環境破壊、廃棄物処分場の不足などさまざまな問題を引き起こす原因にもなりました。この問題を解決するために求められているのが、これまでのライフスタイルや経済活動などを根本的に見直した循環型社会づくりです。
循環型社会のキーワードとなっているのが3R。1人1人が毎日の生活の中で行うべき「リデュース(ごみが出ないようにする)」、「リユース(繰り返し使う)」、「リサイクル(使ったものを資源として再利用する)」という3つの取り組みの総称です。これを意識することで天然資源の消費が抑えられ、環境への負荷軽減も期待できます。
この循環型社会への動きは、個人だけではなく企業にも広まっています。埼玉県さいたま市にある建設資材の総合商社、東和アークスもその1社です。環境問題に対応した都市型リサイクルプラントを蕨と川口の2か所で稼働しており、品質の高い再生材の生産、販売を行っています。循環型社会の形成を推進している東和アークスでは、顧客ニーズへの対応と資源の再活用を両立させています。
もちろん、建設資材の総合商社というくらいですから、他にもたくさんの商材があります。中でもアイデンティティ的な存在となっているのが生コンクリート。埼玉県内に5つの工場を構え、品質面・サービス面ともに質の高い生コンクリートの製造・販売を行っています。埼玉県生コンクリート工業組合員であることを活かして埼玉県外のメーカーや販売店とも提携しており、県外現場でも生コンクリートの調達を可能にしています。生活のあらゆるシーンを支え、次世代の環境づくりに貢献する建設資材。東和アークスは限りある地球資源を最大限に活かせるよう、環境全体に目を向けた提案を行っています。より自然にやさしい社会を作っていくためには、こういった企業の働きも見逃すことができません。